【生活デザイン】サフランから地元地域の魅力を発信!
長岡農業高校がある長岡市宮内・摂田屋地区は、江戸時代より県内最古の酒蔵「吉乃川」をはじめ、酒、味噌、醤油の蔵が並ぶ醸造の町として知られています。また、この地域には明治時代に酒薬として財をなした「旧機那サフラン酒製造本舗(きゅうきなさふらんしゅせいぞうほんぽ)」の「鏝絵蔵(こてえぐら)」が現存し、現在、長岡市の主要観光地として市の整備が進められており、この地域のシンボル的建造物となっているなど、「サフラン」もこの地域を象徴するキーワードとなりつつあります。
本校は農業高校として地元密着型の学習に取り組んでいる中、地区外から通う生徒が多く、地元地域と関連のあるサフランをキーワードとして取り組み、
「地元地域の理解促進を図るとともに魅力を外部へ発信したい。」
との思いを込めて本年度サフランによる地元地域の魅力を発信する活動がスタートしました。
生活デザインコースでは、サフランの球根を栽培、管理し、それを宮内・摂田屋地区の地域の方々に寄贈させていただきました。
育てたサフランは、宮内駅、江口だんご摂田屋店、摂田屋6番街発酵ミュージアム・米蔵、吉乃川酒ミュージアム醸蔵、上組小学校、長谷川酒造、星野本店、宮内中央こども園に寄贈させていただきました。