令和6年度 中学生体験入学
令和6年度長岡農業高校中学生体験入学が、9月10日から9月20日にかけ計11回、延べ22コースの体験入学が実施されました。
参加中学校数は県内各地から40校、生徒は412人となり、大変多くの中学生から参加していただきました。
今年度実施された、各コースの様子を紹介します。
「作物生産コース」
ヨウ素液を使用し、粉の原料を推測したり、インディカ米とジャポニカ米の比較試食をしたりし、作物に含まれる成分の種類や割合などについて学習しました。
「動物科学コース」
卵に関するクイズや実験を行ったり、採卵鶏のヒナの観察や、実際に体重測定を行ったりして、生命の温かみを体験しました。
「青果生産コース」
野菜のもつ発芽力をポット栽培で確かめるため、各自が好きな野菜の種を播き、家に持ち帰ったり、果物の成分測定を行ったりしました。
「園芸科学コース」
土の代わりにジェルボールを使用して、小さな観葉植物のテラリウムの作製体験を行いました。カラフルな作品に仕上がりました。
「生活デザインコース」
ミニ観葉植物と本物のコケを使用し、部屋などにインテリアとして置くことのできるコケ玉作りを体験しました。
「地域デザインコース」
5種類の造園花木から好きな2種類を選び、鉢上げ体験を行いました。持ち帰った鉢物は、各家庭で元気に育ててください。
「食品加工コース」
マドレーヌの製造体験を行いました。高校生の実演を見ながら一生懸命に作っていました。美味しそうなマドレーヌがたくさんでき上がりました。
「栄養化学コース」
薄めた「だし醤油」に黒色の活性炭を入れ、撹拌・ろ過することで色素が吸着され透明になっていく様子を観察しました。
このように、中学生の皆さんには、長農(ちょうのう)の学習の一部を体験していただきました。
皆さんの入学をお待ちしております。