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【食品科学科】総合実習

 食品科学科3年生は、総合実習の授業が週1回あります。食品化学、食品微生物、食品製造の3つの科目の実習(実験)を加工コース、栄養コースが順番に学ぶことができます。

 この日は、加工コースは食品製造、栄養コースが食品化学でした。

 加工コースの食品製造は、手ごねによる丸パンの製造実習でした。“どうしてパンは膨らむのか”生地を実際にこねて焼成まで行い、小麦タンパク質「グルテン」の形成やイースト菌の働きについて直に感じていました。

 栄養コースの食品化学では、酸度の測定をしました。身近なドリンクをサンプルにして酸度の比較をしました。サンプルにしたものは、カルピスとカルピスウォーターです。似ているものでも、全く別のものであることを実験から学ぶことができました。

 食品科学科では、身の回りにある食品を使ったり、作ったりすることで、いつも何気なく食べている食品ができる仕組みを見える化して学んでいます。