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【食品科学科】和菓子の製造実習

 長岡農業高等学校食品科学科2年生加工コースでは、週1回、和菓子の製造実習があります。講師は、新潟県知事より認定される「にいがたの名工」神林浩司先生(司 生林堂)です。

真剣な表情で先生の手本を見ています。

4月12日(金)初めて今年度の実習がありました。初めての実習はあんねり。生あんと糖と水を使用して、これから作る和菓子にあったあんこを練ります。
 4月19日(金)は、先週作ったあんこを用いて、小麦まんじゅうを作りました。あんねりも小麦まんじゅうも材料や工程がシンプル。神林先生は生徒に言いました。
「使う材料、工程がシンプルであるほど、同じものを作ることが難しい。」

真剣すぎるくらい真剣。

 

実際、あんねりでは班ごとで同じ原料、同じ分量で作っても作っているメンバーが異なるためできあがりに差が出ました。小麦まんじゅうもあんこを包む工程で、うまく包める場合もあれば、あんこがはみ出してしまう場合もありました。

神林先生から直接アドバイスをいただく生徒たち。
上手に包めたでしょ?

「使う材料、工程がシンプルであるほど、同じものを作ることが難しい。」
先生のこの言葉を体で感じた実習でした。神林先生、1年間よろしくお願いします。