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【食品科学科】和菓子の製造実習(どら焼き)

 週1回の神林浩司先生(司生林堂)による和菓子の授業にも少しずつ慣れてきた2年生加工コースの生徒たち。

 6月7日(金)と6月14日(金)の2回にわたり、どら焼きの製造について学びました。

 1回目は初めてなので、まずは先生の手本を見ます。一生懸命メモをとり、真剣な表情で見ていました。さあ、自分たちの番です。班ごとに材料の計量、道具の準備などをするのですが、「これでいいのかな・・・。」と不安そうでした。

 特に焼く時にためらってしまいます。先生は、簡単そうにテンポよく焼いていきます。実際は手元が大変熱く、もたもたしてしまうとあっという間に真っ黒な生地になってしまいます。

 「見るのと実際にやるとでは全然違う。だからやってみなさい。」
先生はよくこうおっしゃいます。それを痛感した実習でした。

 2回目は、1回目で学んだことを生かして細かい指示をされなくても、どんどん準備を進めることができました。先生は、困ったときに助けるだけです。

「先生、私、うますぎませんか?」
 自信満々の生徒もいました。実際、生地作りの段階もスムーズで、焼成が1回にたくさん焼けるようになり、あんこを詰める工程も率先してやることができました。さすが2年生です。